一瞬で信頼を失うリーダーの3つの行動

今回は一瞬で信頼を失うリーダーの行動について考えていきます。

以前、前職のメンバーと話をする機会があったのですが、リーダーのこういう行動に直面して一瞬にしてその人のことを信じられなくなったという話を聞きました。

個人的にはそんなリーダー本当にいるのかと疑いたくなることばかりでしたが、頭の片隅には意識しておかないと油断するとやってしまうかもしれない行動もありました。

信頼を築くのは時間がかかりますが、崩れるのは一瞬です。

信頼を失わないためにも、次の3つは最低限しないように意識しても良いかもしれません。

SNSの投稿タイミング

まず一つ目はSNSの投稿の投稿についてです。

前職のメンバーから聞いた話では、評価面談で上司から低い評価を言い渡されフィードバックも辛辣な内容だったにも関わらず、普段は全然更新しない上司のFacebookでコンビニで気になる商品が出たことに対して今月1番のビックニュースだというような投稿をしていたそうです。メンバー目線だと、自分にとってはショッキングな出来事を上司は気にも止めていないと感じたとのことです。

人によっては会社のメンバー同士SNSで繋がっている方もいます。

職場のリーダーと部下同士フォローし合っていること自体に問題はありません。

また多くの方が、炎上やパワハラに当たらないような投稿を意識しています。

今回も投稿の中身は問題ないですし、ワークライフ的に日々投稿している人はそこまで気にしませんが、あらためて投稿するタイミングは気をつけたいものです。

SNSにいつ何を投稿しても自由ではあるものの、意外と部下は見ているということは意識しても良いと思います。

フィードバックは要注意

次に二つ目は、ファクトを押さえずに他人の意見でフィードバックすることです。

こちらも評価面談の場面の話ですが、「いつもあなたと一緒に仕事をするAさんが、あなたとの仕事がやりづらいと言っていたことから、成果は出ていたけど全体の評価は×です」というフィードバックがされたようです。

本人はAさんとうまくコミュニケーションできていたつもりだったのでショックを受けつつも勇気を出してAさんに何が悪かったのか教えてもらえないか相談にいったようです。

しかし、Aさんは上司に全くそんなことは伝えていなかったことが後々分かったとのことでした。

評価するという大事な営みをリーダー本人ではなく他人の意見を借り、さらにファクトもきちんと押さえずに行ってしまったら、その後信頼を得るのは難しいです。

あとできちんと上司に伝えたら良いのでは?という意見も出ましたが、すでに評価を覆すことも難しい状況で、何より上司にきちんと話しても分かってもらえないだろうと言っていました。

リーダー目線で怖いのは、信頼が地に落ちたら相手からコミュニケーションしてくれなくなるので、いつどのタイミングで信頼を失ったのか気づかないことが多々あります。

評価の場面のような、特に相手にとって緊張感のある場面では事前準備を入念に行う必要があります。

噓つきは墜落の始まり

次に三つめは嘘をつくです。

リーダーに限らずですが、嘘をついたら誰であっても信頼は落ちます。

嘘の種類も色々ありますが、リーダー本人の保身のためとか感情をぶつけるために嘘をついた日にはもう2度とメンバーはその人の言うことを聞いてくれなくなります。

前職のメンバーからはこんな事例がありました。

社内の選抜で数週間ほど研修に行くことが決まり、その研修の運営リーダーから事前に飲み会に連れて行かれて期待していると言われたそうです。

運営リーダーから「あなたの上司に事前に選抜されたことや期待していることを伝えるように前から言っていたけど聞いてる?」と言われ、なにも聞かされていなかったので翌日、上司に話を聞きに行ったところ「あの話ね。あなたが今のままでは全然ダメだから仕方なく選ばれたのよ」と冷たく言われたそうです。

実は上司は選抜研修の話に元々前のめりではなかったらしく、不満を持っていたとのことでした。

ここまで感情的でひどい嘘はほぼないとは思いますが、個人的には相手を気遣っての優しい嘘もできる限りしない方が良いと考えています。例えば、相手の言っていることと自分の考えが違うけど、相手を褒める場面などがあたります。

その場は良いかもしれませんが、後々になって自分の意見を伝えた際にあの時は褒めたのになんで今更と思われる危険性があります。

まとめ

色々なリーダーシップスタイルがあって正解はありませんが、もし仮に唯一の正解があるとすると、それはぶれないことだと思います。
是非、信頼を失うことなくあなたらしくふるまえるヒントになればと思います。

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