職場で意図したキャラクター認知されていますか?

自分のキャラクターを確立させることをテーマにお伝えします。

  • あなたは社内でどんなキャラクターですか?
  • それは意図したキャラクターですか?


このように問われたらなんと答えますか?

人それぞれ色んなキャラクターがあって良いとは思うのですが、自分の意図したキャラクターを際立たせることができれば働きやすくなりますし、付随して仕事での成果も出やすくなると思います。

逆に意図していないキャラクターとして周りに認知されている場合は、働きづらい状態かもしれません。

例えば、不真面目とか相談に乗ってもらっても結局動いてくれないキャラなどには誰しもなりたくありません。

また、真面目キャラや優しい人が浮かんだ方もいるかもしれません。一見よく聞こえますが、あの人は真面目なんだけど、、、とか優しいんだけど、、、といったように後ろに「だけど」がつくことが多いです。

ようするにその人の特徴が際立っていない、言い換えるとキャラ立ちがないがゆえに当たり障りのない人と思われているかもしれません。

めんどくさいキャラはGood?

ビジネスではやはり成果を出す人が評価されますし求められます。

仮に相談したら根掘り葉掘り聞かれてめんどくさいキャラだけど、必ず結果を出す人は重宝されます。

このキャラクターの人は例えば相談されてもあえてすぐには答えを教えないスタイルをとることで本人目線で時間を取られずに済みますし、周りのメンバーのレベルアップにも繋がる場合もあり、本人にとっても周りのメンバーにとっても一石二鳥なキャラだったりもします。

パワハラのような態度はあってはならないことですが、なんとなく良い人で終わらないキャラクターを目指したいものです。

どんなキャラがいいのか?

個人的には自分のやりたいアクションベースでのキャラ設定をうまく演じることが楽しく働くために効果的だと考えています。

例えば、私の場合は新しいことにチャレンジし続けるキャラやコンテンツ作りキャラを演じているつもりです。

自分の能力が相対的に高い領域と言うより、価値観として自分が楽しそうだなと感じる領域を選んでいます。私自身はかなり飽き性なので、常に新しい仕事に取り組み続けたいと考えてこのキャラクターを演じているつもりです。

このようなことを意識して行動した結果、新しいプロジェクトの立ち上げや、SNSプロジェクトリーダーなど新しくコンテンツ作りをする領域に前のめりに取り組ませていただきました。

自分の求めるキャラクターとして認知されるために、大きく3つポイントがあると思います。

キャラを設定する

まず最初は自分のキャラクター設定を見定めることです。

けんすうさんの「物語思考」という書籍に、キャラクターの設定方法に関する記載があるのでぜひ読んでいただきたいのですが、どうなりたいのか?を自分と向き合います。

この時に、どうしても過去の自分の延長で考えてしまいがちですが、過去のことは忘れて未来にどうありたいかに目を向けることが大切です。

10年後どんなメンバーと一緒に仕事をしていると嬉しいのか?どんな1週間の過ごし方が理想か?などを自分に問いかけ、どうありたいかイメージを広げた上で理想のキャラクターを設定します。

努力はしたたかにアピールしよう

キャラクターが決まったら、次にそのキャラに近づくための能力開発をします。この際に、能力開発のアクションと同時にその内容を周りに告知することをおすすめします。

日本人の特性として隠れて努力をすることを美徳とするため、こんなことを頑張っていますとアピールする人は少ないですが、個人的には能力アップする前の段階から発信することが大事と考えています。

その情報が回り回って重役の耳に入り、思わぬところからプロジェクトのアサインがあるかもしれません。

「人生は、運よりも実力よりも「勘違いさせる力」で決まっている」という書籍に錯覚資産という概念が書いていますが、自分の能力よりも少しレベルの高い姿を周りに錯覚させることで、少しだけレベルの高い仕事をする機会が訪れやすくなります。


その仕事を通して、結果的に自分のレベルが上がり最初はハッタリだったものも後乗せでハッタリでなくなるわけです。
ぜひ、何か頑張り始める時は同時にこんなことを頑張っているというアピールも同時に意識してみてください。

偉い人に自分の意見を言おう

3つ目は色んな人との雑談の中で自分の意見を伝えるです。

やはりビジネスシーンでのキャラクターを確立させるためには能力開発だけでなく実務の中でアウトプットまで形にする必要があります。

ただ、何もせずに自分の理想のキャラクターに近づくための仕事にアサインされることは難しいです。
周りのメンバーや上司、斜め上の上司、役員など色んな場面で自分だったらこうするのになという意見を伝えると、それについて何か動かそうという時にあなたの顔が浮かびやすくなります。

理想のキャラクターに近付くために、それに関わる施策については普段から妄想しておくことをおすすめします。

まとめ

というわけで、今回はキャラクターを確立させることをテーマにお伝えしました。

もしもキャラクターが確立していないという方は、意図的に演じてみても良いかもしれません。

意図したキャラクターとして認知されると、好きな仕事が依頼されやすくなりますし、その分仕事の成果も出やすくなります。

良い時間を過ごすきっかけになりますと幸いです。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA