成果とプロセスどちらを重視すべきかについて考えていきます。
- あなたは普段、成果とプロセスどちらに重きを置いて過ごしていますか?
- どの場面においても同じ結果と言えますか?
私はビジネスにおいては基本的に成果を重要視すべきだと考えています。
そもそも、売上がなければ給料ももらえずビジネスが存続できなくなるので、まずは成果を上げることを目的にアクションつまりプロセスを実行すべきだと考えます。
極論を言えば、適当に飛び込み営業して偶然すごい販売実績を作った営業担当がいたとしても、少なくともその瞬間の成果はきちんと評価されるべきだと思います。
行き当たりばったりでどこまでいけるか?
ただ、どれだけ成果が出ていても気をつけるべきはプロセスが効果的だったのかを振り返らないと成果が長続きすることはありません。
例えば、とある営業チームが頑張って数字を上げていても、それは単にマーケテイングチームが優秀だったり、商材が良かっただけだったりすると、実は誰が営業担当であっても成果が出たということもあり得ます。
ちょっと環境が変わって競合が出てくるとその営業チームだけではな何も太刀打ちができなくなります。
営業担当者の多くが手にする書籍「無配営業」にも楽勝案件ばかり対応して売り上げを上げてはダメと明確に記載がありました。
売れるかギリギリの瀬戸際の案件を勝ち取る経験を積まないと、能力は身につきませんし、紐づいて長期的な成果もあげることができません。
そういう意味では、成果を長期と短期で二つにわけてそれぞれで成果に繋がるアクションを考えるのが良いと思います。
よく言う重要だけど緊急度は低い領域にどれだけ意図的に時間とコストをかけられるかが分かれ道になります。
プロセスだけ考えてもうまくいく場合
ここまでプロセスはあくまでも成果を達成するための手段、つまり成果の方が大事という話をしてきましたが、個人の将来のキャリアを考えた時は必ずしもそうではないと考えています。
私が大好きな漫画「ハンター×ハンター」に出てくるネテロ会長は1日1万回の正拳突きをし続けると決めて、雨の日も風の日も繰り返しました。結果、数年後には誰にも追いつくことができない凄まじい能力を身につけました。
何かの大会での優勝するなど目的にしたわけではなく、プロセスをただ繰り返したことですごい成果が出たわけです。
以前YouTubeでサッカーのシュートをひたすらし続けるとどうなるかという動画を見たのですが、ネテロ会長と同様に結果的に試合でも活躍することができていました。
また私の話で恐縮ですが、私は一年間で100冊以上本を読むこととブログで100記事投稿することを自分に課していて、隙あらば本を読んだりコンテンツを作ったりしています。
結果的に、社内でもコンテンツ作りのキャラクターとして認知してもらい自分が携わりたいプロジェクトにいくつかアサインしていただいたり、周りのメンバーからもいつのまに資料作ったんですかと嬉しい声をいただけるシーンが増えました。
ブログで何万アクセスを狙うことを目標に行動していたら今の状態にはなっていないと思います。
何のプロセスを設定するかは大事にはなると思うのですが、まずは自分が気になって、やっていても苦痛にならないものを選んで1週間だけチャレンジしてみることをおすすめします。
結果的に三日坊主で終わっても問題ありません。人生三日坊主の繰り返しだと思って、興味の赴くままに何かアクションすることで見える世界があると思います。
まとめ
というわけで今回は成果かプロセスどっちが大事かという話をしました。
ビジネスにおいては長期の成果と短期の成果のポートフォリオを組むこと、個人のキャリアにおいては継続は力なりなのでプロセスに重きを置いても良いのではというお話をしました。
何か参考になれば嬉しいです。